この記事を読んでいただくと、バレエの発表会においての年齢別の準備のポイントと、保護者が持っていくとよい物がわかります。
発表会の準備の際の参考にしてみてくださいね。
バレエ教室からご案内を頂いたんですけど、想像以上に用意するものなども多くて何から手を付けて良いか正直あせってます。。
私もそうでした。
ここでは、バレエの発表会での年齢別の準備のポイントと、保護者が持っていくとよい物を、私の経験を元に解説しています。
バレエ教室によって多少違うところもあると思いますが、そこは調整してみてくださいね。
関連記事:【バレエの発表会】ゲネ・当日の持ち物リスト/元バレエママの覚え書き
全年代共通のポイント
子どもに「参加するのは自分」という意識を持たせよう
子どもが小さいうちは、どうしても親が主導するかたちにはなってしまうのかなとも思います。
それでも、舞台に立つのは子ども自身という意識をもたせると、よりバレエとのかかわりが深くなってよいかな~と思います。
持っていくものの準備を一緒にしたり、踊る演目や、先生が踊る演目などのプロの踊りをDVDやYouTubeでみたりするのもいいですよね。
レッスンを頑張るモチベーションになるかもしれません。
オリジナルの持ち物リストを作ろう
発表会が近づいてくると、準備するものやスケジュールなどのお知らせがあると思います。
教室からもらう持ち物リストは、おおまかに書いてあることも多いです。
実際は、メイク道具もいろいろあって、色指定もあるのに、「メイク道具一式」なんて書かれてたり、、
そんな時は、先生や助教師の先生に聞く、先輩ママに聞くなどして詳細を確認しましょう。
そうして確認したものをまとめて、オリジナルの持ち物リストを作っておくと便利です。
後述しますが、ある程度の年齢になったら、このリストを渡して子ども自身に用意させてみることもおすすめします。
関連記事:【バレエの発表会】ゲネ・当日の持ち物リスト/元バレエママの覚え書き
早めに準備に取りかかろう
発表会のスケジュールが決まったら、日程を逆算して早めに準備に取りかかりましょう。
~2か月前 | 情報収集、オリジナルリスト作成 |
~1か月前 | 用意できるものは購入したりしてそろえておく |
~2週間前 | 持ち物に名前を付ける |
~1週間前 | 足りないものがないか再チェック、あれば準備 |
年齢に応じた準備のポイント
発表会の準備は、小さいうちはどうしても保護者主体になりますが、年齢が上がるにつれて徐々に子ども自身にまかせるようにしたいもの。
ここでは年齢別の準備のポイントをあげてみました。
未就学児
基本的には保護者の方が準備することになりますね。
名前が読めるようであれば、名前がついているかチェックしてもらったり、
名前が読めなくても、これはこんな時に使うよ~などと、自分が発表会に出るんだという意識づけは大事かなと思います。
そして、いつもレッスンに持っていくものくらいは自分で用意するように促してみましょう。
小学校低学年くらいまで
この年齢も、基本は親が準備します。
また、名前つけ(マスキングテープを貼るなど)や持ち物リストのチェックを手伝ってもらうことも、とても良いと思います。
必要な物のお買い物に一緒に行くのも良いですね。
自分のお気に入りを持つことで、レッスンも頑張るようになったりしますよね。
小学校4年生くらい~
この年代からは、持ち物リストは作ってあげて、お休みの日などにある程度の準備をさせてみましょう。
そして、足りないもの、いらないものなどを自分でチェックできるといいですね。
まだ早いと思うかもしれませんが、この年代から始めると小学校高学年くらいにはリストを元にほぼ自分で用意できるようになります。
また、遠方のコンクール(宿泊あり)などに出るようになった時の練習にもなります。
中学生以降
中学生以降は、持ち物のリストアップから準備までの一通りを子どもにさせてみましょう。
最初は忘れ物などもあるかもしれませんが、小学校時代の持ち物リストを元にすればそこまで難しくはないと思います。
保護者はあまり口出しせず、
「足りないものがあったら用意するから言ってね」
「手伝ってほしいことがあったら言ってね」
といったスタンスでいるとよいかなと思います。
学校生活やお勉強も忙しくなるこの時期ですが、
中学生でバレエを続けているということは、本気だったり大好きだったりするわけで、
親が習わせているというわけではないと思います。
難しい年代なので、いきなり突き放すのではなく、小学校時代から徐々に仕向けるのがポイントです笑
保護者が持っておくとよいもの
ここでは、バレエの発表会の当日やゲネの際に、親が持っておくとよい物をピックアップしています。
【バレエの発表会】ゲネ・当日の持ち物リスト/元バレエママの覚え書きの記事とダブっていたり、年齢によっては子ども自身が持っていた方が良いものもありますが、そのあたりはアレンジしてくださいね。
ソーイングセット
ムシ(衣装の背中側についている、ホックを引掛ける方)がとれてしまったり、シューズのリボンがほどけないように縫うように指示があることもあります。
合わせて安全ピンも応急処置用にあると便利です。
メモ帳・ペン
先生からの指示、先輩ママからの指示など書き留めておかなくてはならないこともあります。
ペンは、メモ用はボールペンなどでよいですが、他に油性マジック・水性マジックも用意しておくと出番があるかもしれません。
テープ(マスキングテープ・セロテープ)
貼ってはがせるマスキングテープは何かと便利です。メモを張り付けて置いたり、開けたおやつの袋をとめておいたり、大活躍しますよ。
せっかくならかわいいものを選びましょう!
無地で、文字をかける物なら名札代わりにもなります。
はさみ・カッター
楽屋でも、ホールのお手伝いでも、ハサミやカッターは案外出番が多いです。
小ぶりのものでよいので携帯しておくと助かるシーンは多いです。
紅筆
子どもはすぐに口紅が落ちてしまいます。
そんな時に、口紅と一緒に持っておくと、ササっとぬれて便利です。
くし
一日中シニヨンヘアなので、どうしても途中で崩れたり、短い毛が浮いてきたりします。
そんな時に、次項のまとめ髪と合わせてもっておくと、直せて便利です。
まとめ髪
おくれ毛などにひと塗りして、くしでとかすだけで、ヘアスタイルをキープできます。
ゴミ袋
楽屋でも、ホールの準備などでもちょいちょい小さなゴミって出るんですよね。
そんな時にビニール袋を小さく折りたたんで2~3個持っておくといざという時に便利です。
ポシェットまたはウエストポーチ/ボディバッグ
上記の物や貴重品などをまとめて入れて持ち歩くのに必須です。
両手が使えることが重要ですね。
早めの準備とリストアップで時間的&精神的余裕をつくりましょう
このお題は、完全に当時の自分に言っていますね笑
どんなにたくさん準備することや物があっても、時間さえあればたいてい何とかなります!
そして、リストアップしたものにひとつづつチェックしていけば、進捗状況も見えて焦ることもなくなります。
バレエの発表会は、どうしても保護者のサポートが必須な教室がほとんどです。
初めての場合は、いろいろ不安になるのも当然です。
でも大丈夫です。
回を重ねるごとに慣れていきますし、子どもも毎回成長していきます。
いつのまにか親の手伝い無しで、なんでも自分で準備していくようになります。
ずっと続くと思うとしんどいですが、今だけと思えば楽しむこともできるんじゃないかと思います。
逆に大きくなって親の手伝いがいらなくなれば、それはそれで寂しくもなりますしね<私?
子どもの晴れ舞台であるバレエの発表会。
親も楽しんで、全力でサポートしてあげてくださいね。
発表会の成功をお祈りしています。