この記事を読んでいただくと、バレエコンクールにかかる費用を抑えるためのポイントを3つの観点から考えることができます。
お子さんがバレエコンクールに出るようになると素通りせずにはいられないのが
バレエコンクールにかかる費用のことですよね。
とても頑張っているのでまた挑戦させてあげたいけれど、もう少し費用を抑えることはでききないかしら?
我が家も経験者なので、当時の家計は大変でした。。。
とはいえ、バレエを頑張っている子供にお金の心配はさせてたく無いですよね。
バレエコンクールの費用を抑えるには、ある程度しっかりしたポリシーを持つことが大切です。
【バレエコンクール費用】親が知っておきたい9つのポイントを徹底解説で、
バレエコンクールの費用について解説していますが、
一つのバレエコンクールに出るためには、最低でも10~15万円は必要です。
遠方のコンクール、長期のコンクールになれば、費用はもっと膨らみます。
ここでは、バレエコンクールの費用を抑えるためのポイント3つの側面からを考察してみましたので、参考にして頂けたらと思います。
ポイント1:物理的側面からバレエコンクールの費用を抑える
まずは、確実に費用を抑えることのできるところから見ていきましょう。
衣装はレンタルのみと決める
バレエコンクールは、基本的にはバレエの衣装を着て舞台上でバリエーションを踊って審査してもらいます。
なのでバレエ衣装は必須のものになります。
衣装の用意の仕方は大きく分けて、製作とレンタルの二つあります。
更にレンタルの場合は、どこから借りるかによっても総額が変わってきます。
レンタル先 | 金額 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
教室で 持っている衣装 | 5千円位~ | *コンクールのかなり前から 着て練習できる *お安く借りれる | *汚れや傷など専門店で借りる 以上に気を使う |
他の生徒が 持っている衣装 | 5千円位~ | ||
レンタル専門店 | 期間によるが 1万円位~ | *たくさんの衣装の中から 選ぶことができる *ある程度自分の体形に合ったものを 選ぶことができる | *長期になると金額がかさむ *コンクールの直前からしか 着て練習できない |
最も費用が抑えられる
教室や他の生徒が持っている衣装を借りるという方法です。
金額は教室で決まっている場合もあります。
期間は、コンクールの結構前から貸してもらえるケースがほとんどなので、
着用してのレッスン期間も長くなり、その衣装を着けて踊ることに慣れることができます。
デメリットとしては、サイズ感がぴったりとはいかない点です。
そこは、背中フックでのサイズ調整などでカバーしましょう。
レンタル専門店で借りる場合の注意点
夏休みなど、同じ衣装(同じバリエーション)で複数のコンクールに挑戦する場合は少し注意が必要です。
コンクール日程が離れている場合は、一度返却してまた借りるといったことになるため、
費用は倍になります。
連続してコンクールがある場合でも、長期になればその分費用もかさみます。
また、コンクールが集中している時期(夏休み中など)は、
人気の衣装は既に予約済みということもあります。
コンクールに出場することが決まったら、早めに予約することをおススメします。
例外
例外になりますが、製作した方が費用を抑えられる場合もあります。
中学生以降で、ある程度体型の変化が無くなってきた場合で、
複数のコンクールに同じ衣装でチャレンジする場合です。
同じバリエーションでなくても、白系やピンク系の衣装で踊るバリエーションは多いです。
そのような場合は製作も視野に入れて考えましょう。
コンクールの写真は買わない
コンクール当日のことになりますが、当日の踊りのDVDと写真を購入することができます。
そして、このDVDと写真は結構なお値段します。。
DVD1本=約5000円前後もします!
1回の踊り1~3分でです!
また、写真も同様にワンセット(5~10枚)で約5000円~します。。
反省反省。
DVDは購入したら当日入手できるので、自分の踊りのチェックができるため購入するメリットはあります。
そこが必要なければDVDも購入しなくてもOKです。
そして写真は、今はDVDがあれば画像を抜き出すこともできるので私は不要かなと思います。
もしくは、自宅などで衣装を着けて写真を撮っておけば記念にはなります。
ポイント2:心理的側面からバレエコンクールの費用を抑える
周りに流されない
バレエ教室のお友達が出るから私も出たい!と子供さんが言うので、、
もしくは、親の方が○○ちゃんが出るみたいだからあなたも挑戦したら?などと、
周囲の影響で出場を決めていませんか?
または、バレエの先生から、このバレエコンクールに出てみない?などとお誘いがあるケースもあるようです。
このようなケースでも、ポリシーを持っていると周囲に流されずにエントリーするコンクールを決めることができます。
目的意識を持たせる
このコンクールにでる目的は何かを常に子どもに意識づけさせましょう。
ただ、入賞したい、スカラシップをといった結果的なもの事ではなく、
技術的なこと、精神的なこと、普段の生活やお勉強面なども含め、総合的な目標を明確にできるように声掛けや応援をしてあげましょう。
- できなかったパをしっかりできるようになる
- 先生の注意をしっかり聞いて練習する(お友達への注意も聞く)
- コンクール前の定期テストで前回より下がらないようにする
(万が一下がっても頑張っていたなら認めてあげる) - お弁当箱は子供自身で洗う などなど
ポイント3:バレエコンクール出場に対してポリシーをもつことが大切
小学校低学年のうちからコンクールに出ない
今は小学校低学年の部門があるコンクールも結構ありますよね?
確かにコンクールは、出場が決まれば頑張って練習するようになりますし、
モチベーションにはなります。
とはいえ、小学校低学年はまだまだ基礎を固める時期だと思います。
そこで入賞したとしても将来のバレエ団契約とは何の関係もありません。
子どもさんがバレエを好きで頑張っているのであれば、親としては長く続けさせてあげたいですよね。
子どもさんが出たいと言っても、優しく説明してあげて、
本当にコンクールが必要と思われるときのためにその費用は取っておきましょう。
今の時点で本当に必要なコンクールのみにエントリーする
今は全国各地で毎月のようにコンクールが開催されています。
とはいえ、このコンクール意味ある?というものも多い気がします。
年齢や、経験年数、目的によっても違ってきます。
留学が目的なら、海外のバレエ学校の先生が審査員のコンクール。
舞台で一人で踊る経験を積む目的なら、予選、準決選、決選とあるコンクール。など
年間のコンクール用の予算を決める
子どもさんがコンクールにエントリーするような年齢になってきた場合、
年間の予算を決めるとスムーズです。
家計管理でも、年間計画を立てると赤字家計を見直せることが多いので、
バレエコンクールの予算も決めていきましょう。
そうすることによって、自然とエントリーするコンクールが取捨選択されます。
予算内であれば、都度心配することも有りません。
エントリーするコンクールが決まれば目標も定めやすくなりますし、モチベーションも上がります。
あとは、おもいきり挑戦させてあげましょう。
また、高校生くらいになれば、話し合って決めても良いと思います。
高校生以上になれば、その先の進路も考え始めます。
コンクールよりもオーディションに比重を移していくかもしれません。
バレエコンクールの費用にルールを決めて賢く利用しましょう
子どもさんが希望するなら、多少無理をしてでもコンクールに参加させてあげたいと思うのが親ごころ。
でも、コンクールに出るということは、趣味というよりはプロを目指してという場合が多いはず。
それならば、将来的にはコンクール以外にも、留学やオーディションなどの費用もどんどん掛かってきます。
本当に必要な時に、必要な準備をするために、コンクールは選んで必要最低限の参加でよいと私は思います。
バレエが大好きな子供さんの将来を応援するためには、コンクールを賢く利用していくことを、老婆心ながら強くおススメします。
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