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バレエを習う

【子供バレエ】のメリットを元バレエママが徹底解説!ポイントは4つ

子どもバレエのメリット
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この記事でわかること

この記事を読んでいただくと、子どもがバレエを習うあらゆる面からのメリットがわかります。

こどもの習い事、特に女の子の習い事で常に上位にあるのがバレエ。

でも、ママ(やパパも)がバレエ経験者でない場合はかなり未知の世界ですよね。

ママA
ママA
バレエを習っている子は成績も優秀って聞いたけど本当なのかしら?
ママB
ママB
子どもがバレエを習いたいって言ってるけど、どんなメリットがあるの?
マンゴープリン
マンゴープリン
バレエを習っていたふたりの娘を傍から見ていて、バレエを習うメリットは考えていた以上にたくさんあったなぁと思います。

ここでは大きく4つの側面に分けてメリットを解説していきますね。

ポイント1:子どもがバレエを習う生活面でのメリット

子どもバレエのメリット、生活面

礼儀が身につく

茶道や華道などの芸道、剣道や柔道などの武道でも同じだと思いますが、
バレエも礼(レヴェランス)に始まり礼に終わります

レヴェランスバレエ流のお辞儀のことで、
レッスンの始まりと終わりには、「お願いします」「ありがとうございました」ということを身体全体で美しく表現します。

また先生ご自身も長いバレエ経験から、生徒に対しても親に対してもきちんとされている方が多いと思います。

他にも、年上のお姉さんや、外部の先生や舞台スタッフの方、他の子どものお母様など、いろんな方と出会い、交流する中で、自然と身についていきます。

協調性を養える

レッスンでは、学校のお友達とは別の子供たちと一緒にレッスンします。

一列に並んだり、円になったり、皆と一緒に行動することも多く、これも自然と身に付いていくように思います。

さらに発表会を経験すると、団結力も手伝って一層高まっていきます。。

学校以外のお友達ができる

また週に何度か一緒にレッスンしていくうちに、学校のお友達とはまた違った形で、自然と仲良くなっていきます。

これは少し大きくなってくると、学校で少しくらい嫌なことがあっても、バレエ教室に行ってお友達とレッスンして気持ちを切り替えて、また明日も学校へ行くっていう良い循環ができてたように思います。

娘たちも、バレエ教室でのお友達は今ではも仲良くしている子がいたりしていますね。

自己管理ができるようになる

これはだいたい小学校高学年くらいからでしょうか。

勉強時間が限られるので、隙間時間の積極利用や、自分でスケジュールを組んで実行するなど、親に言われてするのではなく、自発的にするようになってきます。

また、コンクールに出るようになり、目標ができるとますます自己管理を徹底するようになります。

ポイント2:子供がバレエを習う身体面でのメリット

バレエを習うメリット、身体面

姿勢・スタイルが良くなる

これは一般的にも良く聞くことではないでしょうか。
正しいバレエのレッスンをしていけば、必ず姿勢はよくなります

どのくらいの年数が必要かは、レッスンの回数内容によっても変わってきますが、
週2~3回で4~5年、週4~5回で2~3年くらいでしょうか。
(あくまで私の感覚です)

そして、具体的には下記のようなことがあげられれます。

  • 背中から首、頭のラインがまっすぐ美しくなる
  • 脚のラインがきれいになる(O脚矯正効果あり)
  • 指先まで神経が行き届き所作が美しくなる
  • ヒールを履いた際の歩き方が美しくなる
  • 意識せずにきれいな姿勢が保てる

娘たちが習っていた時は、バレエのレッスンをたまに見る機会があると、
先生が常に「引き上げて!」「アップアップ!」とおっしゃってましたね~
さらに、「肩下げて~」「おしり締めて~」「つま先伸ばす!」も言われてました。

これどういうことかっていうと、頭のてっぺんは上から引っ張られているようにしながら肩を下げると、首が長くなるんだそうです。

実際に長くなるわけでは無いと思うんですけどね、長く見える?ようになってきます。
自然と背筋も伸びますし、つま先まで神経が行き届くようになってきます。

バレエダンサーは皆さん、立ってるだけで美しい方ばかり。

マンゴープリン
マンゴープリン
すでにバレエを辞めた我が家の娘たちも、姿勢はとてもいいです。
これは一生の宝だと思います。

柔軟性や体幹・筋力が鍛えられる

バレエを踊るには、柔軟性と筋力のどちらも必要になってきます。

レッスンでは、そのためのトレーニングをしていくので、
しっかりとレッスンをしていけば自然と身についてきます。

柔軟性や体幹の整った身体作りができるので、怪我をしにくくなります。

また、学校の体操の時間などは得意分野になるかもしれません。

ポイント3:子供がバレエを習う芸術面でのメリット

子どもバレエのメリット、芸術面

想像力・表現力が養われる

バレエは、自身の身体で、作品の役柄を演じたり、音楽自体を表現する芸術です。

小さい子のクラスでは、リトミック的要素を取り入れながら、
動物さんになったりお人形になったり、子どもの表現力を伸ばす指導をしている教室もあります。

頭の中でイメージしたものを身体で表現していくといったことは、
シャイな日本人は苦手な人が多いようです。

海外ではインプロビゼイション(即興)は必須のクラスですが、
日本のバレエ教室で取り入れている教室は少ないです。

とはいえ、普段のレッスンでも先生が意識してくださる教室もあります。

ちょっとした手や指先の使い方、脚の出し方ひとつで表現は変わってきます。

毎日のレッスンで、すこしづつ身についていきますよ。

音楽性が身につく

ほとんどのバレエは音楽に合わせて身体で表現する芸術です。

音感、リズム感、強弱、アクセント、、、
全てが踊りと一体にならなければ観客の心をとらえ、伝えることはできません。

毎日毎日、音楽に合わせてレッスンするのはそのためなんですよね。

小さい頃から音楽に合わせてレッスンすることで、確実に音楽性は身についていきます。

また、小さい頃からレッスン時にかかるクラシック音楽は、
大人になってからも心の癒しになることと思います。

芸術に興味を持つようになる

バレエは総合的な舞台芸術なので、発表会などを通じて、
舞台美術照明音響衣装など、いろいろな方面に視野が広がっていきます。

そこから、バレエの歴史物語著名なダンサー指導者振付家作曲家
更には影響を与えた時代背景や芸術家などにまで興味が行くかもしれません。

そんな時、保護者としてはそっと見守ってあげてくださいね。

ポイント4:子供がバレエを習う精神面でのメリット

子どもバレエのメリット、精神面

我慢強くなる

レッスン時間は、小学校入学前の子どもたちのクラスでも30分以上1時間くらいはあります。

最初のうちは、その時間ずっと集中しておけいこすることが難しかった子どもさんも、
回数を重ねるごとにしっかりと先生のお話を聞いてレッスンできるようになってきます。

またバレエは芸術なので、これができたら終わり!というものではありません。

常に上を目指し努力していくことが必要です。

そこで養われるのが精神力、忍耐力です。

比べるのは周りとではなく昨日の自分、という厳しい世界で頑張っていくと自ずと鍛えられていくようですよ。

集中力、記憶力が養える

バレエのレッスンは、同じバーレッスンでも音楽や振付が毎回微妙に違います。

先生の指示を聞き逃さないようにしたり、順番を覚えたりを毎回することで、
集中力と記憶力が養えます。

これはお勉強にも生きてきます。

特に中学生以降になるとお勉強も大変になってきます。

レッスンで時間を取られて勉強時間が少なくなりがちですが、
ここで発揮されるのが集中力。

お勉強は長時間やればよいってものではないはず。

限られた時間で集中して勉強することで、バレエをしている子の成績は良い傾向です。

娘たちも試験前にレッスンを休むことはありませんでしたね。
成績はずば抜けて良かったわけではありませんが、常に中の上以上はキープできていましたよ。

度胸が付く

小さなことで言えば、レッスン中にグループ分けされて少人数ずつアンシェヌマン(小さい振り付け)を踊ったり、ひとりでお手本をさせられることも。

大きなことで言うと、発表会などで大勢の観客の前で舞台に立って踊りますよね。

これって大人だって緊張するのに、小さな子供にとっては相当なプレッシャーだと思います。

マンゴープリン
マンゴープリン
娘たちがお世話になった教室では、発表会のゲネ(リハーサル)の日に、先生が母親たちを舞台に上がらせて、観客席の方を見せてくれて、
「今からお子さんたちはこの舞台で踊りますよ。すごいですよね。終わったらいっぱいほめてあげてくださいね。」と言われてたのを思い出します。

更に、コンクールなどに出るようになると、審査員の前で一人でヴァリエーション(全幕バレエの中の一部の踊り)を踊ります。

娘たちも出たことがありますが、これは私には絶対マネできませんね。
当時は見ているこっちが吐きそうでした。。。

自信が付く

バレエは、小さいことの積み重ねひとつひとつできることが増えていきます。

その一つの成功体験自信となり、また次のことへチャレンジする原動力になります。

そうやって、小さな成功体験を積み重ねることが、やがて大きな自信になります。

そしてその自信は、自己肯定感も高めてくれます。

自己肯定感とは、「自分の存在には価値がある」「自分自身に満足できている」
と自分の価値や存在意義を肯定でき、自分自身を認め尊重できる感覚のことです。

自信が付くと、ここはもっと努力が必要だけど、ここは頑張っているよね。
などと自分を客観的に見れるようになってきます。

そうすると、ありのままの自分を認められるようになります。

ありのままの自分を認められると、周りの人にも寛容になっていきます。

周りの人とのコミュニケーションが良好だと、ますますバレエが楽しくなり、
自分を好きになるという好循環になっていきますよ。

【子どもバレエ】デメリットはある?

ここまでメリットばかりあげてきましたが、逆にデメリットは無いのでしょうか。

全く無いわけではありませんが、メリットに比べると少ない印象です。

  1. あまり小さいうちから週に何回もレッスンとなると、学校のお友達と遊ぶ時間が少くくなる
  2. ある程度の年齢まで続けると、定期テストや中学受験・高校受験前の勉強時間確保などの問題が出てくる
  3. 小さいうちからトゥシューズを履いたり、難しい踊りに挑戦したりすると、取り返しのつかない怪我などをするリスクがある(側弯症、腰椎分離症などたまに聞いた話です)
  4. 一般的な習いごとに比べると、発表の場があるため費用がかかる

に関しては、バレエに限らず他の習いごとやスポーツなどにも言えることですよね

は、本人もですが周りの大人も気を付けたいところです。

は、現状の日本ではある程度仕方のないことではあります。
下記の記事も参考にしてみてくださいね。

※関連記事:バレエのお金/かかる費用の現状把握と対策を考えよう

 

【子どもバレエ】習うメリットはたくさんあります♪

いろいろな角度からメリットを解説してきました。

  • ポイント1:生活面でのメリット
  • ポイント2:身体面でのメリット
  • ポイント3:芸術面でのメリット
  • ポイント4:精神面でのメリット

バレエを習うことで、こんなにもたくさんのメリットがあります。

子どもさんの習い事でバレエを検討されている保護者さんの参考になったら嬉しいです。

 

子どもバレエの親のサポート
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バレエの世界はちょっと独特で分からないことだらけ。ふたりの娘のバレエを応援していた元バレエママが、自身の経験を元に、バレエを頑張るお子さんをサポートする保護者の方を応援する情報を書いています。 詳しいプロフィールはこちら
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