バレエコンクールの種類を元バレエママ目線で勝手にカテゴライズしてレベル付け(完全に主観)しています。
今回はその2回目【スカラシップあり国内バレエコンクール】編です。
先生に聞くのが一番かもしれませんが、それぞれのコンクールのレベルなども知っておきたいです。
地元のコンクールには2~3回出たことはあるんですけど、大きなコンクールは初めてです。
コンクールによってもレベルってありますよね?
親としても気になるところですよね。
バレエコンクールとひとくちでいっても種類はたくさんあります。
そして、参加する年齢やレベル、目的によっても、エントリーするコンクールは違ってくるかと思います。
書きだしてみたところ、あまりに数が多すぎたため、詳細は数回に分けてお伝えすることにしました。
今回はその2回目【スカラシップあり国内バレエコンクール】です。
数ある中からピックアップしたコンクールを6つのカテゴリーに分けて解説しています。
そして勝手にレベル付けしています(関係者の方すみません)
レベルに関しては、出場者のレベル及び決選へ残れる難しさを基準にしています。
私が約15年のバレエママ経験でみてきた勝手な主観になりますので、そこはご了承ください。
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バレエコンクール・カテゴリー別 一覧表
まずは、私が勝手に作ったカテゴリー別一覧表を載せておきますね。
- 難易度高い=
- 難易度低い=
※スマホの方は表を横にスライドできます
種類 | コンクール名 | レベル | |
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1 | 老舗国内 バレエコンクール | 東京新聞全国舞踊コンクール | 4.4 |
埼玉全国舞踊コンクール | 4.3 | ||
こうべ全国洋舞コンクール | 4.3 | ||
全日本バレエ・コンクール | 4.2 | ||
2 | スカラシップをもらえる 国内バレエコンクール | NBAバレエコンクール | 4.2 |
ユースグランプリ日本予選(YGP) | 4.5 | ||
国際バレエコンクールジャパングランプリ | 4.4 | ||
エヴァ・エフドキモワ記念 エデュケーショナルバレエコンペティション | 4.0 | ||
バレエジャパンカップ | 4.0 | ||
3 | 全国各地開催国内 バレエコンクール | ジャパンバレエコンペティション | 3.8 |
NAMUE | 3.5 | ||
NBA地域別バレエコンクール | 3.5 | ||
ヴィクトワールバレエコンペティション ※スカラシップ/参加権授与あり | 3.8 | ||
YBCバレエコンクール | 3.6 | ||
4 | 国内プレバレエ コンクール | NBAプレバレエコンクール | 2.8 |
ラ・クラシック全国プレバレエコンクール | 2.8 | ||
マーティープレバレエコンクール | 2.5 | ||
5 | その他国内 バレエコンクール | *地域密着型コンクール *規模の小さなコンクール *全日本バレエコンクール予選を兼ねた 協会主催のコンクールなど | |
6 | 国際 バレエコンクール | ローザンヌ国際バレエコンクール | 4.8 |
ユースアメリカグランプリ(YAGP) | 4.8 | ||
ヴァルナ国際バレエコンクール | 5.0 | ||
ジャクソン国際バレエコンクール | 5.0 | ||
モスクワ国際バレエコンクール | 5.0 |
スカラシップあり国内バレエコンクールの特徴
以前はスカラシップをもらえる国内バレエコンクールはそう多くありませんでしたが、
今はいろいろなコンクールで、海外バレエ学校やバレエ団への研修制度やスカラシップといったものを与えてくれるコンクールが増えました。
ただ、詳細や実績を見てみると、今後につながるものではない研修制度(その時だけ)のようなものもあったりするようですね。
ここで上げているコンクールは、どれもレベルは高いですが、それなりの実績があったり、今後につながるスカラシップなど与えてくれています。
※審査員のほとんどが海外バレエ学校もしくはバレエ団の教師や関係者
※今後につながるスカラシップや入学許可をしっかり出してくれている
※コンクール時の踊りの出来栄えだけでなく、素質や潜在能力などを見てくれる
※レッスン(アンシェヌマン)審査がある場合も多い
※ワークショップなども充実している
※比較的期間が長い
※首都圏もしくは関西での開催のみ(地方在住者の挑戦はなかなか簡単ではない)
※費用は比較的高くなりがち(エントリー料以外にも、遠方から参加なら交通費や宿泊費もろもろ)
*以前記事にした“親も知っておきたい【スカラシップ】をもらえるバレエコンクール6選”とかぶっているものもありますが、
今回はいろいろなコンクールの種類・レベルでカテゴリー分けした関係上、再編成しています。ご了承ください。。
NBA全国バレエコンクール 4.3
※スマホの方は表を横にスライドできます
開催時期・期間 | 毎年1月初旬(約5日間) 2024/1/4~1/7 *終了しました 次回予定:202412/27~12/28、2025/1/4~1/7 |
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開催場所 | 2024/12/27~12/28:めぐろパーシモン大ホール 2025/1/4~1/5 :東京都板橋区立文化会館大ホール 2025/1/6~1/7 :文京シビック 大ホール |
主催 | NBAバレエ団 |
目的 | 我が国の将来の人材育成のために全国コンクールを開催し、 毎年世界各地の有名国立バレエ学校から先生方を審査員として お招きして、スカラシップを授与しています。 |
応募部門 | クラシックバレエ部門(予選・本選) 小学3・4年の部 小学5・6年の部 中学女子1年の部 中学女子2年の部 中学女子3年の部 中学男子の部 高校女子の部 高校・シニア男子の部 シニア女子の部 |
クラシックバレエ小学生バレエシューズ部門(予選・本選) 小学1~3年の部 (男女混合) 小学4~6年の部 (男女混合) | |
コンテンポラリー部門 (本選のみ) Ⅰ [小学1年~中学1年] Ⅱ [中学2年~年齢上限なし] | |
審査方法 | *舞台での実技のみで審査(ヴァリエーション) *クラシックバレエ部門は課題曲あり *表現性・技術性両方の総合評価点の偏差値で採点 *審査データはマイページで確認できる |
応募参加費 | クラシックバレエ部門・バレエシューズ部門:¥25,000- *シード権をお持ちの方 予選で踊る場合 :¥25,000- 予選で踊らない場合 :¥11,000- クラシック・バレエシューズ両エントリー :¥36,000- コンテンポラリー部門 :¥28,000- 本選審査費用 :¥15,000- |
備考 | *海外審査員によるスカラシップ賞あり(後日個別に連絡あり) *別の時期にある各地域別コンクールの上位入賞者に、 決選出場の権利(シード権)が与えられる。 |
入学許可・ スカラシップ校 |
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ホームページ | NBA全国バレエコンクール |
親目線でみる コンクールの印象 と超身勝手な感想 |
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ユースグランプリ 日本予選(YGP) 4.5
※スマホの方は表を横にスライドできます
開催時期・期間 | 毎年10月中旬(約6~7日間) 次回予定:2024/10/13~20 ※終了しました ※アメリカ本選:2025/4/11~4/20 |
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開催場所 | 兵庫県尼崎市 あましんアルカイックホール・オクトホール |
主催 | YGP日本事務局 |
目的 | YGP(2022まではYAGP)は、世界有数のダンススクールで 奨学生として学ぶ機会を与える、アメリカで唯一のバレエコンクール でその日本予選になります。 [提供していること] *ダンスを学ぶ若い生徒達のための教育の機会 *American Ballet Theatre Studio Companyとの契約を得る機会 *アメリカおよび世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶため の機会 *世界トップダンスカンパニーのディレクターの前で踊り、アピール する機会 *著名なマスターティーチャーや審査員によるワークショップ |
出場年齢 | プリコンペティティブ:9歳~11歳以下 |
ジュニア:12歳~14歳 | |
シニア:15歳~20歳 (コンテンポラリー部門は21歳) | |
アンサンブル:9~20歳 | |
審査方法 | *予選、決選 (ともに衣装付き) *スカラシップオーディション(希望者) *シニア部門(女性)予選:課題曲有(1~2か月前に指定) *バーチャルスカラシップオーディション |
参加費 | クラシック部門 :¥50,000-/ 決選:¥10,000- コンテンポラリー部門:¥50,000- アンサンブル :1人¥30,000- 複数の部門に参加する場合:¥15,000-追加 |
備考 | *トゥシューズ着用について 10歳以下は着用禁止 11歳でも着用はできるだけ避けること *シニア部門(女性)の予選に2021より課題曲性 (ダンサーの将来性、音楽性、身体のライン、 他のダンサーとの協調性や順応性などに基づいて評価) *TOP12に入れば、アメリカでの決選に出場可能 |
2022年日本予選 スカラシップ 入学許可 |
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ホームページ | ユースアメリカグランプリ日本予選 |
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国際バレエコンクールジャパングランプリ 4.4
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開催時期・期間 | 毎年8月上旬(約5日間) 2024/8/5~8/9 ※終了しました ※次回:2025/8/4~8 |
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開催場所 | 埼玉県さいたま市 彩の国さいたま芸術劇場 |
主催 | JPG大会実行委員会 |
目的 | 日本の若きバレリーナ達によりよい教育の機会とチャンスを与え、 優れた才能の発掘をめざし、指導者、生徒の交流の場となる事を 目的にしています。 |
審査方法 | *包括する3つの重要なカテゴリーにより採点 (技術性、音楽性、将来性) *予選・決選及びファイナリストクラス(クラシック部門のみ) ※ファイナリストクラス :スカラシップ賞対象レッスン審査(決選出場者のみ) |
クラシック 女性部門 | 児童Ⅰ :小学3年生~4年生 |
児童Ⅱ :小学5年生~6年生 | |
ジュニアBⅠ:中学1年生~2年生 | |
ジュニアBⅡ:中学3年生 | |
ジュニアA :高校生 | |
シニア :高校卒業~23歳 | |
クラシック 男性部門 | ジュニアB :10歳~14歳 |
ジュニアA :15歳~高校生 | |
シニア :高校卒業~23歳 | |
コンテンポラリー 部門 | 児童Ⅱ :小学5年生~6年生(男性・女性) |
ジュニアB :中学生(男性・女性) | |
ジュニアA&シニア :高校卒業~23歳(男性・女性) | |
参加料 | クラシック部門:¥38,000- 決選:¥10,000- コンテンポラリー部門:¥20,000- データ(クラシック部門のみ)¥2,000- |
備考 | *ほとんどが海外の審査員。 *コンクール参加者のみが受講可能なワークショップも充実。 *多くの学校のスカラシップや入学許可を付与。 *予選決選ともにジャッジシート授与(審査員のコメント付き) *審査データ(有料:¥2,000-)後日郵送 |
2021年 スカラシップ校 |
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ホームページ | 国際バレエコンクール・ジャパングランプリ |
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エヴァ・エフドキモワ記念エデュケーショナルバレエコンペティション 4.2
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開催時期・期間 | 毎年12月下旬~1月初旬 コンクール:2025/1/9~1/11 ワークショップ:2025/1/7~1/8 |
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開催場所 | めぐろパーシモンホール・大ホール |
主催 | エデュケーショナルバレエコンペティション事務局 |
メッセージ | 従来にない教育的なコンクールを行うために、歴史的なバレリーナ であった故エヴァ・エフドキモワ先生(指導者・コンクール審査員 としてたびたび来日) が発足人として尽力されたコンクール。 児童の部にこそ、年齢にあった課題曲を設け、バレエシューズでの 審査を行うこと。 それが子供達の将来に、大きなプラスになるということを、 確信されていました。 私たちコンクール主宰者は、エヴァ先生のご意思を広め、 これからもコンクールを継続していくことに邁進いたします。 |
審査方法 | クラスレッスンによる審査と予選/決選 |
クラシック部門 | 児童:6~8歳 ドゥミ・ポワント(レオタード/スカートなし) |
児童:9~11歳 ドゥミ・ポワント(レオタード/スカートなし) | |
イントロダクション・フォアジュニアA :9~11歳【バレエシューズ又はポワント) | |
ジュニアA :12~13歳 | |
ジュニアA2 :14~15歳 | |
ジュニアB :16~18歳 | |
シニア :19~23歳 | |
コンテンポラリー 部門 | プルミエール・パ :6~11歳 |
エチュード :12~15歳 | |
プレ・プロフェッショナル:16歳以上 | |
参加費用 | クラシック部門: 児童Ⅰ・Ⅱ ¥25,000- 他 ¥30,000- 決選出場料:¥10,000- コンテンポラリー部門: プルミエール・パ ¥25,000- 他 ¥30,000- |
2021年 スカラシップ校 |
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備考 | *海外審査員による審査 *審査員コメント付きジャッジシート付与 *コンクール参加者のみが受講可能なワークショップあり *短期・長期スカラシップ、入学許可あり |
ホームページ | エヴァ・エフドキモワ記念 エデュケーショナルバレエコンペティション |
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バレエジャパンカップ 4.2
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開催時期・期間 | 次回予定:2025/3/6~9 |
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開催場所: ファイナル セミファイナル | 東京都葛飾区 かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール |
主催 | Ballet Japan Cup 事務局 |
目的 | 「日本から世界を目指す子どもたちへ」 日本でバレエを学ぶ子供たちの国内外のバレエ団、バレエ学校への 足がかりとなることを目的としています。 |
審査方法 | *セレクション:ヴァリエーション審査 *ワークショップ *セミファイナル:アンシェヌマン審査、ヴァリエーション審査 *ファイナル:ヴァリエーション審査 |
部門 | ジュニアⅠ部門:9~11歳 女性(全員バレエシューズ) |
ジュニアⅡ部門:12~14歳 女性 | |
シニア部門 :15~22歳 女性 | |
ボーイズⅠ部門:10~14歳 男性 | |
ボーイズⅡ部門:15~22歳 男性 | |
登録料・出場料 | ヴァリエーション審査費用 ¥38,000-(税込) アンシェヌマン審査費用 ¥3,000-(税込) ワークショップ審査費用 ¥6,000-(税込) *出場料には下記の内容が含まれます ・セミファイナル審査出場費用 ・セミファイナル審査のジャッジシート ・BalletJapanCup2024出場記念Tシャツ1枚 ・全出場者顔写真入りプログラム1部 ファイナル出場料(選出者) ¥10,000-(税込) |
備考 | *2022から始まった新しいコンクール *審査員は海外バレエ学校校長や教師がほとんど |
スカラシップ 入学許可 予定校 | 【バレエ学校】 *オランダ国立バレエ学校 *ジョンクランコスクール *ハンガリーダンスユニバーシティ *ミュンヘン州立バレエアカデミー *チューリッヒダンスアカデミー *ハンブルグ」バレエ学校 *バレエ団合同オーディション グランドオーディション *東京シティ・バレエ団【その他】 *D&Dマスタークラスジャパン *ブタベストバレエグランプリ出場費スカラシップ |
ホームページ | バレエジャパンカップ |
親目線でみる コンクールの印象 と超身勝手な感想 |
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まとめ
いかがでしたか?
どのコンクールも、海外へのバレエ学校やバレエ団への進学や研修・入団などへの足がかりになるものが多いです。
審査員も、ほとんどが海外バレエ学校の校長や教師、バレエ団のディレクターや代表の方などです。
海外に行かずとも、国内で留学や入団の資格をもらえる可能性があるならエントリーしない手はありませんよね。
私は、あまり小さいうちからこのようなコンクールに出る必要性は無いかなと思っています。
その理由は、小学生~中学生までは短期留学(サマーなど)がほとんどな事と、長期留学は中3~高1くらいのオファーが最も多い印象だからです。
資金に余裕があって、毎年でもエントリー可能な方なら全くもってかまいませんが、そうでない場合はエントリーする時期を選ぶことをおススメします。
また、時期を絞って今回紹介したようなスカラシップがもらえるコンクールに出場してみて留学への足がかりにならなかった場合は、考え方を変えることを私はお勧めします。
海外審査員は、コンクール時点での完成度や技術力はあまり重視しておらず、まず骨格・スタイル、将来性や潜在能力をみていて、その上で音楽性や技術・表現力なども多少考慮しているといった印象を受けます。
↑全くの主観ですが、あながち間違ってもいないのではと勝手に思っています。。
留学を希望するのであれば、スカラシップを狙ってコンクールに出続けるよりも、他の方法↓↓↓(下記記事も読んでみてね)を私はお勧めします。
話しが少しそれてしまいましたが、いずれにしても、子どもがバレエコンクールに挑戦する期間は意外と短いです。
後悔の少ないバレエコンクールへの挑戦を応援しています。
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